菫 :「ええっ、じゃないわよ」
 菫 :「ほ、ほら、言われたらさっさと舐めなさいよね。何でもするんでしょ?」

俺の顔の前についっと足先を伸ばして来た。

雅 之:「えっ、マジで舐めるのか?」

うう……何でもするとは言ったけど、まさか脚を舐めさせるとは。
でも、それだけ菫に対して酷いことをしちゃったんだよな。

 菫 :「ぐ、ぐずぐずしないで、早くしなさいよねっ。私に忠誠を誓うんでしょ?」

かなり怒っているのか、菫の頬は真っ赤に染まっていた。

雅 之:「あ……うん、誓うから。舐めるよ……」

菫の脚をそっと手に取り、顔を近づけてゆく。

 菫 :「……あっ、んっ」

肌に触れたとたん、菫の口から小さな吐息が漏れる。
ああっ、女の子の脚に触れるだけでもドキドキするってのに。
そんな声を出されたら、変な気持ちになりそうだ。

雅 之:「な、舐めるぞ……? ぺろっ」

舌でほんの少しだけ足の甲を舐め上げた。
仕事の後なのに、菫の足はボディソープとコロンの混じった良い香りがした。

 菫 :「……っ!」

ふんぞり返ったままの菫の背中が、微かにビクンと跳ねる。

 菫 :「くぅ……んっ、やっ……もっ、もっと丁寧に舐めなさいよね」

そんな風に俺に命令する言葉の中にも、甘い響きが混じっている。

雅 之:「わかったよ……こうか? ぺろっ、ぺろっ」


 菫 :「あっ……んっ、やっ! あふっ」

くすぐったいのか、それとも感じているのか。
菫は敏感に反応する。
……なんだか面白いかも。
そのままつぅっと舌を動かし、上に向かってゆっくりと舐め上げる。

 菫 :「んっ! あっ……やっ、やだ、そっちは……ひゃうっ!」

舌が動くたび、ぷるぷると菫の脚が震えている。

雅 之:「ん? 脚を舐めてるだけだけど。ぺろっ、ぺろっ……」
 菫 :「ひゃうっ! くぅ……あ、脚だけだからねっ! それ以外を舐めたら、ゆっ、許さないわよ」

あ……ちょっと熱い。
少しだけ菫の体温が高くなっていた。
女の子の甘酸っぱい香りが、脚の付け根からかすかに漂い始める。

雅 之:「分かってるって……んっ」

それにしても、菫ってエッチな反応をするよな。
脚を舐めろだなんてちょっぴり屈辱的な命令だったけど。
こうしていると、まるで菫に愛撫をしているような気分になってくる。

 菫 :「ん……あんっ、やっ、あふ……」
雅 之:「………………」

やばっ。
マジで妙な気持ちになってきちゃったんですけど。
股間が脹らみ始めていた。
うう、こんな時に反応しちゃうなんて。

 菫 :「……もしかして、アナタ」

『位置』を直そうとしてもぞもぞとしていると、菫に気付かれた。

雅 之:「なっ、なに?」

ササッと手で股間を隠す。

 菫 :「手、どかしてみなさいよ」

鋭い視線が突き刺さる。

雅 之:「え、えと、ちょっとそれは困るっていうか……」

勃起したなんてバレたら、困るじゃないか。

 菫 :「どう困るって言うのよ。いいから見せてみなさいよ」

股間を隠している俺の手を、足でどかそうとする。

雅 之:「わわっ、や、やめろってば」
 菫 :「やめろですって? 責任取って、私の言う通りにするんでしょ?」

にんまりと笑う菫に……
俺は反論することが出来なかった。

雅 之:「……わかったよ」

恥ずかしい気持ちになりつつも、大人しく手をどかす。

 菫 :「……(じーっ)」

そんなにマジマジと見つめられると、余計に意識するだろ。

 菫 :「きゃっ、や、やだ、いつの間にこんなに膨らませてっ!!」

ズボンを押し上げているチンポを見て、菫が可愛らしい悲鳴を上げた。
……ちょっと可愛いかも。

雅 之:「しっ、仕方ないだろ? 俺も男なんだから」
 菫 :「な、なんで私の許可無く勝手に大きくしてるのよっ!」

なんて言われてもなぁ。

雅 之:「いや、その……菫の声反応がエッチっぽかったんで、つい」
 菫 :「……!?」

菫の顔が耳まで一気に赤くなる。

 菫 :「ばっ、バカっ! 下僕のくせに、勝手にムラムラしちゃって……」
雅 之:「……ゴメン。でも男の本能でなっちゃうものだから、こればっかりはなぁ」

などと言い訳してみる。

 菫 :「本能でそうなるんだ……」
雅 之:「うん」
 菫 :「いいわ。だったらそういうことにしておいてあげる」

ほっ、良かった。
許されて、安心したとたん。

 菫 :「勝手に大きくなっちゃうのなら、そうならないようにすればいいのよ」
雅 之:「……は?」
 菫 :「わ、私の脚を舐めながらオナニーしなさい。そうしたら、変な気は起こさなくなるでしょ?」

菫はとんでもないことを言いだした。

雅 之:「ええっ!? 無理だって!」
 菫 :「こっ、これは命令なんだからねっ、いいからするの! ほら、さっさとズボンから出すっ」

ビシッと指を突きつけて言われると、従うしかない。

雅 之:「う……わかったよ」

ズボンのチャックを開け、ギンギンに反り返ったチンポを出した。

雅 之:「ん……」

女の子に見られながらオナニーするなんて、初めてだ。
緊張しつつゆっくりと肉棒を扱いてゆく。

 菫 :「……んっ、いいわよ。そのまま脚を舐めて」

オナニーを始めた俺の前に、再び脚を差し出す。

雅 之:「ん……ぺろっ、ぺろっ」

不思議と抵抗感無く、菫の脚にむしゃぶりつく。

 菫 :「あっ、んっ……やっ、さっきより熱心にするじゃない」

丹念に舐め上げてやると、菫はうわずった声を漏らした。
反応した菫を見て、俺はまた興奮してしまう。

 菫 :「んっ……ごしごし擦っちゃって。私の脚を舐めるとそんなに興奮するの?」
雅 之:「う、うん……」

素直に答えると、形の良い菫の唇が嬉しそうに持ち上がった。

 菫 :「そ、それってすごく変態的よね。女の子の脚を舐めて興奮する変態!」
雅 之:「うぐ……」

た、確かにそうかもしれないが。
菫のきついツッコミに、ちょっぴり凹む俺。
なのに、チンポは不思議なほど堅く反り返る。

 菫 :「きゃっ、や、やだ、なんでまた反り返ってるのよ、この馬鹿チンポっ!」

まるでSMの女王様のように俺を罵倒する菫だけれど。
言葉と裏腹に時折見せる恥じらいの表情に、不思議とグッと来てしまう。

雅 之:「んっ……ぺろっ、ぴちゃっ、れろ」
 菫 :「ひゃうっ! んっ、やっ、な、舐めてないで、なんでそうなるのか答えなさいよぉっ」
雅 之:「んなこと言われても、俺にもわからないよ、ぴちゃっ、んっ」

菫が声を上げるたび、無性に衝動が湧き上がる。

 菫 :「もう……夢中で脚を舐めちゃって。まるで本当の犬みたいじゃないの」

妖艶に微笑む菫が眩しい。
うっすらと汗を掻き始めたらしく、女の子の香りが強くなった。
夢中で菫の汗を舐め取ってゆく。

雅 之:「ちゅくっ……だって、今の俺は犬なんだろ?」

チンポを扱くスピードを速めつつ、菫の脹ら脛をつぅっと舐め上げた。

 菫 :「くぅんっ、あふっ、そ、そうよ……」

菫の全身がヒクヒクと痙攣している。
ああ、俺に舐められて菫が反応している。

雅 之:「すごい反応だね。犬に舐められて感じてるとか? れろっ、ぴちゃっ」
 菫 :「ひゃっ! んっ、やっ、犬のくせに……オナニーしてるくせに、きゃふぅっ!」

気持ちよさそうに脚を反り返らせながら、菫は俺に対して罵倒を続ける。
そのギャップがたまらない。

雅 之:「んっ、ぺろっ、んむっ……」

菫の白い肌に吸い付き、強く吸い上げた。

 菫 :「あぁっ! やっ、だめっ、跡がついちゃ……」

イヤイヤをしつつも、菫は抵抗しない。

雅 之:「………………」

下半身が熱くなり、チンポの先から先走りザーメンが漏れてくる。

 菫 :「あんっ、や、やだ……犬チンポの先からよだれなんか垂らして……すごくいやらしいわ」
 菫 :「はぁっ、あふっ……イキそう? 私の目の前でイッてもいいのよ?」

うっとりとした目でチンポを見つめ、ささやきかけてくる。

雅 之:「イ、イキそうだよ……くっ、ううっ!」

ダメだ、もう……イクっ!
びゅるっ、びゅるるるっ、びゅくんっ!
ついに手の中で、チンポが弾けた。

 菫 :「きゃっ! ホントにイクなんて……節操の無い馬鹿チンポなんだから」

飛び散ったザーメンが菫の脚にまで掛かる。

 菫 :「んっ、もう、こんなに出しちゃって……この間よりも出てるじゃない」

脚に俺の精液が掛かっているのに、菫はなぜか嬉しそうだった。
白濁したザーメンを見つめて、満足そうに微笑んでいる。

雅 之:「………………」

そんな菫の反応を見ていると、またチンポに力が漲ってくる。

 菫 :「もう、アナタってば、ホントに変態なのね。出したのにまたすぐに膨らんでるじゃない」
雅 之:「ご、ゴメン……」
 菫 :「いいわ。許してあげる。でも、今度は立たなくなるまで抜くのよ」
雅 之:「ええ〜!?」
 菫 :「変な気を起こさなくなるまでって言ったでしょ? ほら、今度はこっちの脚も舐めるの!」
雅 之:「はぅぅ〜」

ああ、これはいったい、天国なのか地獄なのか。
女王様に奉仕を続けながら、夜は静かに過ぎてゆくのだった。